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本能の赴くままに日記や小説を書いています。
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一護がその人物をちゃんと見たのは、織姫に怪我を治して貰い、一日安静と言われてベットに縛り付けられた次の日であった。
藍染たちが離反し、ごたごたしている中、とりあえず顔合わせだけでもと恋次に連れられて歩いていた一護は途中、剣八に見つかり、追い掛けられたため、恋次とはぐれてしまったのだ。
その時に、鉄笠を被った大柄な人物を見つけた一護は、この人どこかで…と眉を顰めて見つめた。
その視線に気付いたその人物は少し驚いたように一護を振り返った。
「…黒崎一護、か?」
「そうだけど、あんたは?」
「あぁ、すまぬ。儂は七番隊隊長狛村左陣と申す」
「七番隊隊長………あ」
藍染たちと相対した時に見かけた人物だと思い出し、納得したようにぽんっと手を叩いた。
しかし次の瞬間、怪訝そうに狛村を見る。
「ぇっと、狛村さんはさ、何でソレ付けてんの?」
「…コレか」
その指摘に狛村は困ったように唸った。
付けている理由なんて簡単だ…"人"ではないから。
それを先日見ているはずの一護に問われ、戸惑う狛村。
しかし、背骨一本で繋がっている状態であった一護にはあの時の記憶は殆どないだろうし、周りを見る余裕もなかったはずだと思い出し、仕方なく外すことにした。
恐れられるのは慣れている。
この子供の目が恐怖に染まるのは何となく悲しいが…と思いながら恐る恐る外すと、一護は狛村をマジマジと見た。
そんな風に見られると思っていなかった狛村は僅かに狼狽する。
「…儂が恐ろしくはないのか?」
「え、何で?」
「む…」
まさかそんな風に聞き返されるとは思わなかった狛村は困惑した。
「その、だな…普通は儂のような異形を恐れるものであろう?」
「カッコイイのに何で恐がる必要があんだよ」
当然のように言い放った一護に狛村は目を見開いた。
「人と違うって言ったって、俺の髪みたいなもんだろ?」
「髪…」
一護の髪は鮮やかなオレンジ色だ。
確かに変わってはいるが、こちらでは赤やピンクがいるため、そこまで変わっているとは思わない。
狛村がそう思ったように、一護もこちらには変わった髪色の人間がいることを思い出したのか、少し眉を寄せた。
「…えっとさ、俺の髪がこの色なように、他人と違うって当たり前なんだからさ、別にそれを隠す必要なんてねぇと思う」
「しかし…」
「狛村さんが嫌って言うなら仕方ねぇけど、恥じることは何もないんだから堂々としてて思うんだ、俺」
それに、せっかくカッコイイんだし…と呟く一護に狛村は低く唸った。
今までの反応と全く違う反応をする一護。
恐がるでもなく、同情するでもなく、自分の髪色が違うのと同じだ、なんてあっさりと言った子供。
その反応がどこか心地よい。
「…お主は平気だと思うか?」
「もちろん!」
「そう、か」
狛村はそう呟いて、ぽふっと一護の頭に手を乗せた。
「…ありがとう」


「あー!黒崎くん、その人!!」
少し話した後、正直に迷ったことを明かした一護は十一番隊にまで狛村に送ってもらった。
そして、たまたま十一番隊にいた織姫がその姿を発見し、大きな声で叫んで一護の隣にいた狛村を指した。
異形だ、化け物だ、と言われるのだろうと目を伏せた狛村は次の言葉に危うくこけそうになった。
「かわい~!その人も隊長さん?」
「か、かわ…?」
「おぅ!七番隊隊長だってさ」
「へぇ~。あ、あの!」
「……何だ?」
「尻尾、触ってもいいですか?」
「あ、俺も触りてぇ!ダメか、狛村さん?」
キラキラと目を輝かせて見つめてくる二人に狛村は戸惑う。
「…別に構わんが……」
「やったー!!」
「ありがと、狛村さん!」
許可すると二人は喜び、狛村の尻尾をもふもふしだす。
その光景を見ていた一角が引き攣った顔で狛村を見た。
「狛村隊長…」
「言うな。儂にもわからん」
こんな反応をされたのは初めてだ。
現世の人間は感じ方が違うのだろうか…と戸惑いながらも、嬉しいと思う自分がいることを自覚していた。

こんな日があってもいい…そう思った狛村であった。




――――――――――――――――
マイナーが何さ!狛村さんが大好きなんだーーーっっ!!
どうも、いきなり脱色ですみません。
最近、再びはまりました…多分、一時的なものですけどね。
最近の一押しカプは狛一と剣一ですv
本編の理不尽な剣八にやられました。
でもってマユリさまにもやられました。何あの萌え…
あと、浮一はもちろん、斬一とか茶一も好きですww

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無題
どうも、またまたコメントしました。蒼です。
本当に何回もすみません。実は今私も脱色ハマってるんです!!狛一好きですよVv良いですよね!
なんか、ほんわかしてきますww浮一とか斬一も
好きですvv意味不明な文ですみません・・・。
霧崎様これからも、ファイトです!!
乱文すみません・・・。
2009/11/13(Fri)23:37: 編集
Re:無題
こんばんは、蒼さま。
コメントありがとうございますww
いいですよね、狛一!
癒しCPですよwww
また機会があれば書きたいと思ってます♪
【2009/11/26 21:19】
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