本能の赴くままに日記や小説を書いています。
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身代わり伯爵シリーズにときめきまくり、二次創作を探したのですが、出てこない…
やっぱり、固定CPがあるからでしょうか?
確かに書きにくそうではありますが…私は読みたいんだ~~~~っっ!!!
けど、ないので仕方なく自家発電。
こんなの書く暇あるならアビスとかaph更新しろよって話ですよね(汗
では、[つづきはこちら]から
ロジオンxミシェル(?)
「なぁ」
話しかけられてロジオンは微かに眉を寄せてそちらを向いた。
ミレーユから目を放したくないロジオンは一見そうは見えないが、少し苛立ちながら話しかけてきた先輩騎士に話を促す。
すると、先輩騎士はにやにやしながらロジオンに尋ねた。
「告白の返事、どうだったんだよ?ミシェルの奴、真っ赤になってたし満更でもなかったんじゃねぇの?」
一瞬、何の事を言われているのかわからなかったロジオンだったが、すぐにここで行った“愛の告白”の事だと気づき、無言で首を横に振った。
反応の乏しいロジオンをつまらなそうに見た先輩騎士は、本当に?と食い下がった。
「…あれは私の一方的なものです。ミシェルに告白できただけで十分です」
嘘か真か、表情の変わらないロジオンからそれを読み取るのは至難だ。
先輩騎士は酒の肴にできると思ったのに…と呟き、ふと、思い出したようにロジオンを見た。
「そういや、ミシェルにキスした男ってのもお前か?」
「…いえ」
そう尋ねられて、ロジオンもそういえば…と思いだしながら否定する。
あのタイミング的にキスしてきた男というのは若君だろうと見当をつけたロジオンだが、リヒャルトの事を知るはずもない先輩騎士は一瞬遅れて否定したロジオンに違和感を抱いたのだろう、もしかしてと勘違いする。
「別に秘密にしなくてもいいじゃねぇか」
照れんなって!とバンバン肩を叩く先輩騎士にロジオンは無表情のまま黙っていたが、視界の隅にいたミレーユが移動するのを見て、早く自分も行かねば…と内心焦る。
そのためにも、さっさとあしらうに限るとミレーユの向う方向を確認しながら思った。
「な?キスしたのもお前なんだろ?」
「ご自由に解釈なさってください。では、私はこれで」
肯定はしてないが、否定もせずにその場から立ち去り、ミレーユを追うロジオン。
そんなロジオンを見送った先輩騎士もたまたまそちらにミレーユが向うのを見ていたため、若いなぁとミレーユに夢中に見えなくもないロジオンの様子に口笛を吹く。
そして、ロジオンの言うように『ご自由に解釈』した先輩騎士は、酒の肴が出来たぜ!と喜々としながら宴会に向かったのであった。
「ちょっと、ロジオン!!!」
「何でしょう、ミシェル様」
ロジオンは尋常ではないミレーユの様子に冷静に問う。
「何って、それはあたしのセリフよ!何でロジオンはがあたしにキスした事になってるわけ?!」
「キス、ですか?」
はて、公衆面前で告白はしたが、キスをした記憶はない。
何故そんなことになっているのか考え込んだロジオンは数日前に先輩騎士とした会話を思い出し、そういえば面倒でちゃんと否定していなかったなと気づいた。
「ねぇ、心当たりあるの?」
「はい。申し訳ありません。私の不備です」
そう言って頭を下げると、ミレーユは「お願いだから頭上げて!」と慌てた。
「お、怒ってるわけじゃないのよ?ただ、何でロジオンとキスしたことになってるのか不思議だっただけなの!別に貴方を責めたかったわけじゃなくて、貴方には普段からお世話になりっぱなしだし、むしろ感謝してるというか…えぇっと」
「申し訳ありません。実は、とある先輩騎士にミシェル様にキスした男というのはお前かと尋ねられまして。一度は否定したのですが、信じていただけなかったのでご自由に解釈して下さいと言ってしまったのです」
若君のことをお話するわけにもいきませんでしたし、というロジオンは至って冷静である。
ただ、内心では若君に謝る事項が増えたなと溜息をついていたが。
「そうなの…貴方だけが悪いとは言えないわね、それは。あたしの態度が大袈裟だったのもあるし、何より無理やりキスしてきたリヒャルトが悪いのよ!」
ぷくっと膨れ面になるミレーユに、感情の起伏が激しい方だと微笑ましくなる。
このように素直に感情を表情に出すところをリヒャルトはよく思っていることをロジオンは知っていた。
「ロジオン…?」
不思議そうなミレーユの様子に何かしてしまったかと思いながら「はい」と応える。
「いつもさっきみたいな顔してればいいのに…」
「?さっきみたいとは…?」
「笑顔よ、えがお!せっかく男前なのにいつも無表情じゃもったいなわ!」
何気なくそんな事を言うミレーユにロジオンはリヒャルトの苦労を知った。
なるほど、確かに天然だ…無自覚で煽られて、流石の若君も理性が持たなかったに違いない。
「…ありがとうございます。ところで、そろそろ業務時間では?」
「あ、そうだった!ありがとね、ロジオン!!」
礼を行って笑顔で去っていくミレーユの背中を見送るロジオン。
「貴女のその笑顔が見られるなら、私は……」
そして、ミレーユが見えなくなると、ロジオンも割り振られた仕事に取り掛かったのだった。
一番好きなのは公式CPのリヒャルトxミレーユです。
けど、思いついたのはロジオンxミレーユ(笑
ロジオンの好きは敬愛的意味でも恋愛的意味でも良いなと思ってますww
あと、副長xミレーユとかも好きwwww
「なぁ」
話しかけられてロジオンは微かに眉を寄せてそちらを向いた。
ミレーユから目を放したくないロジオンは一見そうは見えないが、少し苛立ちながら話しかけてきた先輩騎士に話を促す。
すると、先輩騎士はにやにやしながらロジオンに尋ねた。
「告白の返事、どうだったんだよ?ミシェルの奴、真っ赤になってたし満更でもなかったんじゃねぇの?」
一瞬、何の事を言われているのかわからなかったロジオンだったが、すぐにここで行った“愛の告白”の事だと気づき、無言で首を横に振った。
反応の乏しいロジオンをつまらなそうに見た先輩騎士は、本当に?と食い下がった。
「…あれは私の一方的なものです。ミシェルに告白できただけで十分です」
嘘か真か、表情の変わらないロジオンからそれを読み取るのは至難だ。
先輩騎士は酒の肴にできると思ったのに…と呟き、ふと、思い出したようにロジオンを見た。
「そういや、ミシェルにキスした男ってのもお前か?」
「…いえ」
そう尋ねられて、ロジオンもそういえば…と思いだしながら否定する。
あのタイミング的にキスしてきた男というのは若君だろうと見当をつけたロジオンだが、リヒャルトの事を知るはずもない先輩騎士は一瞬遅れて否定したロジオンに違和感を抱いたのだろう、もしかしてと勘違いする。
「別に秘密にしなくてもいいじゃねぇか」
照れんなって!とバンバン肩を叩く先輩騎士にロジオンは無表情のまま黙っていたが、視界の隅にいたミレーユが移動するのを見て、早く自分も行かねば…と内心焦る。
そのためにも、さっさとあしらうに限るとミレーユの向う方向を確認しながら思った。
「な?キスしたのもお前なんだろ?」
「ご自由に解釈なさってください。では、私はこれで」
肯定はしてないが、否定もせずにその場から立ち去り、ミレーユを追うロジオン。
そんなロジオンを見送った先輩騎士もたまたまそちらにミレーユが向うのを見ていたため、若いなぁとミレーユに夢中に見えなくもないロジオンの様子に口笛を吹く。
そして、ロジオンの言うように『ご自由に解釈』した先輩騎士は、酒の肴が出来たぜ!と喜々としながら宴会に向かったのであった。
「ちょっと、ロジオン!!!」
「何でしょう、ミシェル様」
ロジオンは尋常ではないミレーユの様子に冷静に問う。
「何って、それはあたしのセリフよ!何でロジオンはがあたしにキスした事になってるわけ?!」
「キス、ですか?」
はて、公衆面前で告白はしたが、キスをした記憶はない。
何故そんなことになっているのか考え込んだロジオンは数日前に先輩騎士とした会話を思い出し、そういえば面倒でちゃんと否定していなかったなと気づいた。
「ねぇ、心当たりあるの?」
「はい。申し訳ありません。私の不備です」
そう言って頭を下げると、ミレーユは「お願いだから頭上げて!」と慌てた。
「お、怒ってるわけじゃないのよ?ただ、何でロジオンとキスしたことになってるのか不思議だっただけなの!別に貴方を責めたかったわけじゃなくて、貴方には普段からお世話になりっぱなしだし、むしろ感謝してるというか…えぇっと」
「申し訳ありません。実は、とある先輩騎士にミシェル様にキスした男というのはお前かと尋ねられまして。一度は否定したのですが、信じていただけなかったのでご自由に解釈して下さいと言ってしまったのです」
若君のことをお話するわけにもいきませんでしたし、というロジオンは至って冷静である。
ただ、内心では若君に謝る事項が増えたなと溜息をついていたが。
「そうなの…貴方だけが悪いとは言えないわね、それは。あたしの態度が大袈裟だったのもあるし、何より無理やりキスしてきたリヒャルトが悪いのよ!」
ぷくっと膨れ面になるミレーユに、感情の起伏が激しい方だと微笑ましくなる。
このように素直に感情を表情に出すところをリヒャルトはよく思っていることをロジオンは知っていた。
「ロジオン…?」
不思議そうなミレーユの様子に何かしてしまったかと思いながら「はい」と応える。
「いつもさっきみたいな顔してればいいのに…」
「?さっきみたいとは…?」
「笑顔よ、えがお!せっかく男前なのにいつも無表情じゃもったいなわ!」
何気なくそんな事を言うミレーユにロジオンはリヒャルトの苦労を知った。
なるほど、確かに天然だ…無自覚で煽られて、流石の若君も理性が持たなかったに違いない。
「…ありがとうございます。ところで、そろそろ業務時間では?」
「あ、そうだった!ありがとね、ロジオン!!」
礼を行って笑顔で去っていくミレーユの背中を見送るロジオン。
「貴女のその笑顔が見られるなら、私は……」
そして、ミレーユが見えなくなると、ロジオンも割り振られた仕事に取り掛かったのだった。
一番好きなのは公式CPのリヒャルトxミレーユです。
けど、思いついたのはロジオンxミレーユ(笑
ロジオンの好きは敬愛的意味でも恋愛的意味でも良いなと思ってますww
あと、副長xミレーユとかも好きwwww
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