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本能の赴くままに日記や小説を書いています。
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セントビナー到着。六神将とかいたけどジェイドの部下とか死んでないし、タルタロスあるのであっさり中に入れます。それを悔しそうに見る六神将。その六神将の中に前回同様ディストがいるのを見つけてルークは降ります。慌てて駆け寄るジェイド達。六神将が不審がる前にディストがルークを見て叫ぶ…ギャグですから馬鹿じゃないの?とか嘲笑わないで下さいね?

「お母さん!?」
はぁ!!??と六神将とティア達が口をぽかんと開ける。
しかし、呆気にとられている一同をよそにディストはわざわざ椅子から降りて、ルークに抱き着いた。
「お母さん、今までどこにいたんですか?捜したんですよ!!」
「それはジェイにも聞いた。つーかサフィー…外じゃルークって呼べって言ってあるだろ?」
お母さん発言はスルーですか…とジェイドを除いた他の人間は頭を抱えた。
少し若く見えるとは言え35歳のディストが外見年齢17歳のルークに甘えるように抱き着く姿は滑稽だ。
と言うより、見るに耐えない…
「…そいつが例のアッシュに似た奴?こんな軟弱そうな奴にやられるなんて腕落ちたんじゃない?」
シンクの痛烈な言葉にラルゴやリグレットはうっ…と詰まる。
しかし、軟弱と言う単語にディストが過敏反応した。
「何言ってるんですか、シンク!お母さんはこの世でお父さんの次に強いんですよ!」
またルークをお母さんと呼ぶディストにシンクは呆れかえった目でディストを見た。
「その前にさ、そのお母さんって何?」
「お母さんはお母さんですよ。私達の育ての親ですから…」
「因みにお父さんは私達の先生です、女性でしたが。」
にっこりと微笑むジェイドに「それって逆なんじゃ…」とツッコめる人間はいない。
同郷であるディストは不審にすら思っていないようだ。
と言うより先にルークをお母さん呼びしたのはディストだ。
常識なんて求めてはいけない。
「…ちょっと待って。今、聞き逃せない単語が入ってたよね?育ての親って…」
「言いましたねぇ。こう見えてお母様は…失礼、ルークは私達より年上ですから。」
死霊使いはお母様って呼んでたのか…とラルゴとリグレットは現実逃避気味だ(しかし、話はしっかり聞いているが)
アリエッタは既に逃げ出している、賢いお友達がここにいては精神衛生に悪いと判断して連れ出したのだ。
「ちょっと待って…。ルークだっけ?あんたいったい何歳なわけ?…少なくても死神や死霊使いより年下に見えるけど…」
「ん~と(外見年齢的にあの時17歳だったから)サフィー達より7つ上だから今は42歳かな?」
あはは~と笑うルークは全く40代には見えない。
せいぜい見えて、20が限度だ。
アニス達はジェイドが35歳だと聞いて「見えない」と驚いたが上には上がいるものだ。
ルークの年齢はどう見たってジェイド達より下にしか見えない。
「42!?嘘でしょ、ソレ…」
「ホントだって!ジェイやサフィーがこ~んなちっちぇ頃から知ってんだぜ?」
そう言って手で自分の腰当たりを示した。
それをジェイドとディストは頷いて肯定する。
どうやら冗談にすらさせてもらえないらしい(嘘でも良いから冗談だと言ってほしかった…とついにシンクまで現実逃避に走った)
「ん?こいつらも若く見えるから現実味がないとか?そーだな…ヴァン謡将より15上だって事だよ。」
あの年齢詐称してそうな自称27歳のヴァンを思い出し、益々ルークが42歳には見えなくなる。
「貴方も35歳に見えませんが、お母さんと比べればまだ人の域ですよね…」
「えぇ、お母様は会った時から外見変わりませんからねぇ…」
どうやらジェイドは開き直ってルークをお母様と呼ぶようにしたようだ…なんて思う余裕もなく、その後に続いた「外見が変わらない」発言に一同はルークを恐ろしいモノを見るような目で見る。
ガイは「流石、俺のルーク!」と悦っていたが…
「変わってるぞ!髪は伸びた!!」
「それだけでしょう。25年前からそれ以外変わったところが見当たらないんですが…」
「そんな些細な事気にすんなっつーの!」
些細じゃねぇよ!とツッコむ気力すら一同には残っていない。
25年前から同じ外見…化け物か?とシンクはルークを凝視するが外見は人間だ。
それを勘違いしたのかディストが「お母さんに惚れないで下さいね!お母さんはお父さんのです!!」と喚くがシンクは無視した。
「あの…」
「ん?リグレット、現実逃避は終わったのか?」
「…お肌の手入れってどうやってるんですか!!」
今だ現実逃避気味らしい…リグレットがとうとう壊れたか…とラルゴが目を背けた。
女性らしい(服装とかは女性らしいが、性格や凛々しさがそれを裏切って男前だ)リグレットを見るのはラルゴもシンクも忘れ去られている神託の盾騎士達も初めてだった。
「肌の手入れ?別にやってねぇけど?」
「なら、どうやったらそこまで張りのある肌を保てると言うのだ!何もやってないわけないだろう!!」
慣れない敬語をやめてそう叫ぶリグレットに「それ以前の問題でしょ」とシンクが呟くが聞こえていない。
ルークはそんな六神将の様子を見ながら前回とはまるで違う展開になったなぁ…と更にその場を混乱させる為に口を開いた。
「そうか…そんなに知りたいんだな?なら教えてやるよ。若さの秘訣はジェイドと同じように人の生き血を飲む事だ!!」
芝居がかった口調で言ったのに聞いた張本人のリグレットは思い切り信じた。
「人の生き血…そうか、生き血か…」と納得している。
「ちょっと待って下さい!私は生き血なんて飲んでませんよ!」
「そうだったっけ?まぁ、俺も飲んでないけどね。リグレット~?信じてるとこ悪いけど嘘だからな?」
「そっ…そうなのか!?」
本気で信じてた様子のリグレットにルークは内心、案外信じやすいタイプなのか?と少し驚いていた。
ティアやガイやシンクにラルゴも本気で信じたのだが声に出さなかった為、ルークは気付いていなかった。

リグレットが乙女だ。ってかルークが42歳って若作りどころじゃないですよねぇ。見た目年齢17歳の中年…嫌過ぎる。因みにルークの呼び方はディスト「お母さん」ジェイド「お母様」ピオニー「母上」です。ネビリム先生もそんな感じ。ってかコレってネビルク??うわぁ…マイナー過ぎる、絶対お目にかかれないよねぇ…ちょっと見てみたいけど。誰か書いて~!!ネビルクの関係は『ハガレン』のイズミとシグさんみたいな感じが良いな…「私のルークに手を出さないでちょうだい」「ネビリムさんったら////」って感じ♪


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