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本能の赴くままに日記や小説を書いています。
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アスランがローレライ!なネタ(声優ネタ)をやろうとしたけど断念。
難し過ぎる…ので少し改造♪
で、出来た話がこちら↓↓↓↓


「世界の審判が下されました。貴方々は失格だそうです」
こんな所にいるはずのない人間が出会い頭に言い放った言葉に気絶しているルークを除いた全ての者が訝しげにその人物を見た。
「フリングス、将軍?何故貴方がこのような所に?それに失格とは…」
このような所、とはユリアシティの事である。
知っているのはほんの一部の人間だけであり、将官とは言え一介の軍人が知っているはずのない場所である。
「そのままの意味です、カーティス大佐。世界がそう判断しました。…今まで貴方を尊敬していた自分が恥ずかしい…」
「だからぁ~、その世界の審判とか失格とかどういう意味ですかぁ~?なんか、咎められてるっぽいですけどぉ、それだったらそこで倒れてるお坊ちゃまだけなんじゃないですかぁ~?」
そう言って侮蔑の目をルークに送るアニスにアスランは目を細める。
元々嫌悪に満ちていたアスランの雰囲気が更に険悪になった事にアニスは気付かない。
「…彼は別です。彼とイオン様、ついでに言うならそのチーグルは元々対象外ですから」
「ますます意味がわかりませんわ!はっきりおっしゃって下さいまし!!」
「…そうですね。お話ししましょう」
そう返答すると、アスランは倒れているルークを抱き上げ、その同行者たちを見た。
「…世界の意志であるローレライは世界をより良く導く為に各国に一人ずつローレライの代わりである監視者を置きました。そして、それぞれに役割を与えました。目はキムラスカに、耳はダアトに、口はマルクトに…。そして、今代監視者に選ばれたのは私とイオン様とそしてルーク殿なのです」
「待って下さいまし!そこにいるルークは偽者ですわ!!ここにいるアッシュが本物ですものっ!」
ナタリアの言葉にアスランは険しい表情でナタリアを睨んだがほんの一瞬の出来事だったのでジェイド以外の目にはとまらなかった。
「……アッシュ殿は名を捨てた時点で世界から"ルーク"ではない、と判断されましたので監視者の役目は今のルーク殿に引き継がれました」
「あの…フリングス、将軍…であってますよね?」
「えぇ。申し遅れました。ピオニー陛下より将官を戴いております、アスラン・フリングス少将であります、導師イオン」
にこりと初めてアスランが微笑んだ。
それはイオンだけに向けられたものであり、他の者を見る目は冷たい。
「あの、僕が監視者だと言われても何がなんだか…」
「監視者に自覚はありません。何か問題があった時だけ、ローレライの口の役割をしているマルクトの監視者から世界に告げられるようになっています。ですからすぐに進言できるよう、監視者はその国の中枢にいる人間に限られるそうです。そして今回、ルーク殿の目で見て、イオン様の耳で聞いて、ローレライは貴方々を失格と見做しました」
アスランの説明で漸く何となくだが理解し、最初に言われた事に繋がった。
しかしそれは反発を覚えるものでしかない。
「それはルークの目から見たからでしょう?そんなの理不尽だわ!」
ティアの言葉に皆頷く。
不都合な事は全てルークのせいになるらしい…とアスランは内心嘲笑した。
「…ローレライ曰く、ルーク殿の目で見た世界は純粋だったそうですよ。ついでに言うならばルーク殿とローレライは完全同位体ですから尚更ありのままが見えたとおっしゃってました」
まだ文句が言いたそうな面々を眺めつつ、アスランは話を続ける。
「しかし、私もそれでは納得できませんでしたのでローレライに反論しました。そしたらローレライは『片割れの見た世界を、ダアトの監視者が聞いた世界を見せてやろう』…そうおっしゃって擬似体験をさせて下さいました」
「それなら私たちが悪くない事くらいお分かりになったでしょう!悪いのはその大罪人だと!!」
高らかに叫ぶナタリアにアスランは「いいえ」と首を振った。
「彼の言っていた事に殆ど間違いはありませんでしたよ。まず、カーティス大佐…貴方は彼を拘束し、和平の取り次ぎをしなければ逮捕すると言って彼を脅した。そして、本来なら守らなくてはならないはずの彼を前衛に立たせた」
「それはルーク自身が戦うと…」
「それをどうあっても止めなければならない立場の人間でしょう、彼は王族ですよ。それとも、貴方は陛下が前衛に立って戦うと言ったのなら戦わせるのですか?」
「っ…」
答えはわかりきっている。
ジェイドは俯き、唇を噛んだ。
アスランの言っている事に矛盾はない…まるで本当にその場にいて見てきたようだ。
「その上数々の不敬…申し開きが出来る段階の話ではありません。それに、何故ティア・グランツを捕えなかったのです?」
「え?私っ?」
「はい。警備を眠らせ公爵家へ不法侵入、公爵子息の誘拐、王族に戦闘の強制、並びに身分差を弁えぬ発言と行動の数々…王族を誘拐したなどその場で首を落とされても文句の言えない大罪を犯していたにも関わらずカーティス大佐、貴方はそれを見逃しましたね?」
その通りなのでジェイドは反論しない。
ティアは「夫人は許して下さったわ!」と喚いているがアスランは無視する。
ここまでかみ砕いて言ったというのに理解できないティアに呆れ返ったからだ。
「次にガイ・セシル。主への不敬、職務怠慢、そして個人的に言わせてもらうなら育て親である貴方は最後までルーク殿を庇わなくてはならなかった…貴方が一番知っているはずでしょう?ルーク殿が七年の記憶がないと…七歳児と変わらないのだと…」
アスランの言葉にガイははっとしたように抱き抱えられているルークを見た。
その瞳には後悔の念が映っている。
「それがどうしたと言うのです!アクゼリュスを崩落させ、長年我がキムラスカ・ランバルディア王国を欺きルークの名を騙った大罪人ですわよ!」
そう叫んだナタリアにアスランは軽蔑の視線を送る。
ずっと黙っているアッシュも七年もの間共に過ごしてきたルークをあっさり切り捨てるナタリアに驚愕してナタリアを凝視した。
「欺き、騙ったと…?おかしな事をおっしゃいますね。この方をルーク様だと偽って連れてきたのはヴァン・グランツ。それを信じ、この方をルークだと認めたのは貴女々でしょう?それとも"戻ってきたルーク様"が『自分はルークだ!』とおっしゃったとでも?名を騙ったとはそういう事ですよね?」
「っ!!」
アスランの言い分にナタリアは言葉を詰まらせた。
"戻ってきたルーク"は喋るどころか立つ事もできなかった。
その彼が名を騙るなどできるはずがない。

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